> >

コンタクトレンズの歴史は、500年も昔から始まっていた



現代では当たり前のように普及し、多くの人に使われているコンタクトレンズ。

このコンタクトレンズはいつ発明され、全世界に広まったのでしょうか?
コンタクトレンズの原点は、意外にも古い時代にあったのです。


コンタクトレンズの原理

1508年、半円型のガラス製の器に水をいれ、顔を入れて目を開けると、違った景色が見えることを発見した人がいます。

万能の天才である、芸術家レオナルド・ダヴィンチによって発見されました。

これは角膜の形に異常があっても、水中で光が屈折することで見え方が変わるという原理です。

これが、コンタクトレンズの原理になったといわれています。


約100年後には

約100年後にはフランスのレーン・デカルトによっても提唱され、ガラスで近視・遠視による見え方の強さを測っていたという記録もあります。

レオナルド・ダヴィンチの発見から300年以上後に、ドイツのアドルフ・オイゲン・フィックが初めて人間の目に入れることのできるレンズを開発しました。

この時、発表された論文の『Kontaktbrille』から『コンタクトレンズ』という名前がついたと言われています。


ガラス製のコンタクトレンズ

同時期、アウグスト・ミューラー氏もコンタクトレンズを開発し、自身の目に入れてみたそうです。

ガラス製のため、痛みに耐えられず数十分が限界でしたが、視力矯正には成功しました。


アクリル樹脂のコンタクトレンズ

使用感についても研究が進み、材質をガラス製がらアクリル樹脂に変更するなどの試みがありました。


1900年代にプラスチック製のコンタクトレンズ

1900年代にはプラスチック製ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズ開発されています。

ガラス製よりは使用感がよくなったものの、酸素を全く通さない、装用が難しいなどの課題は残りました。

また、同時期に日本でも水谷豊博士による開発研究が始まっています。


日本で初めてコンタクトレンズを処方

1951年には日本で初めてコンタクトレンズが処方されました。

1970年代になり、酸素を透過するハードコンタクトレンズが登場します。
この時、使用されたRGPという材質が現在でも主流となっています。

同時にソフトコンタクトレンズも進化をとげ、初めて製品化されることとなりました。
ここから、コンタクトレンズは急激に普及を始めます。


1991年に使い捨てコンタクトレンズの認可

今では当たり前な使い捨てコンタクトレンズの認可が下りたのは1991年のことです。

原理の発見から実用化、安全性を考慮しての普及までに長い年月がかかったことがわかります。

また、全世界の有能な研究者の努力によって作られた偉大な発明でもあります。
もちろん、現在でもコンタクトレンズの研究は進められ、日々進化をとげています。

より快適で安全な製品であると同時に、様々なニーズに応えらえる製品が開発されていくことでしょう。

今後のどのようなコンタクトレンズが発売されるのか?
期待せずにはいられません。

このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments are closed.