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トラブルの原因はだいたいレンズの汚れかキズ



コンタクトレンズ使用時に、なんらかの目のトラブルが発生することがあります。そしてその多くは、レンズに付着した汚れによるものと、レンズのキズによるものです。
トラブルの原因はだいたいレンズの汚れかキズ

コンタクトレンズの汚れは2種類


1.目の分泌物による汚れ

私たちの体内からは、汗や皮脂をはじめとする様々な物質が分泌されており、それは目も同様です。
目のすぐ近くには涙腺が走り、そこからは目の表面の乾燥を防ぐ涙が常に分泌されており、また、目の表面を覆う角膜や結膜、皮脂腺からは、タンパク質、脂質、無機質などが分泌されています。
このタンパク質、脂質、無機質などがコンタクトレンズに付着するとそれが汚れの原因となり、放置しておくと雑菌を繁殖させる原因となることがあります。
このような体内からの分泌物は季節や体調によっても大きく左右されます。いつも以上にレンズの曇りなどの汚れが気になる場合には、専用の洗浄液できちんと洗浄を行いましょう。場合によっては、1日に数回の洗浄を必要とすることもあります。


2.外部からの汚れ

私たちの目は常に外気にさらされており、空気中のホコリやゴミ、小さな虫などの危険と隣り合わせの状態です。
特に気をつけたいのは花粉の季節。花粉アレルギーをお持ちの方はもちろんのことですが、この時期にレンズの洗浄が不十分であった場合には、アレルギーをはじめとする炎症に見舞われしまうことも少なくはありません。綺麗に洗浄を行ったつもりでも、花粉は意外と頑固にレンズに残っているものです。
この時期の洗浄には特に気を使い、レンズに汚れが残らないよう、注意を払う必要があります。
万が一アレルギーなどの炎症が起こってしまった場合には、速やかにレンズの使用を中止し、かかりつけの眼科で診察を受けましょう。
アレルギーやその他の炎症の対処方法としては、抗アレルギー剤の服用、点眼薬の使用、ワンデータイプや眼鏡への切り替えなどがあります。

また、不潔な手でレンズに触れてしまったためにレンズに汚れが付着してしまうこともあります。年がら年中神経質に手を洗う必要はありませんが、レンズの使用時には大いに神経質になる必要があります。さらに、長い爪はレンズの汚ればかりではなく、眼球そのものを傷つけてしまう恐れがありますので、十分に気をつけましょう。

そして、近年多く見られるようになったのが化粧品によるトラブルです。私たちが日常的に使用している化粧品には、なんらかの化学物質や油分が含まれていることがほとんどです。このような物質が目に入ると、それらはあっという間にレンズに付着し、汚れの大きな原因となってしまいます。
特にスポーツを行う機会の多い方は、汗とともに化粧品が目に入ってしまわないよう、十分に気をつけましょう。
また、マスカラやまつ毛のりが目に入ってしまうと、化粧品の成分に加えそれらに付着した汚れが目の中の環境を悪化させます。
化粧品が目に入ってしまったときにはいったんレンズを外し、目とレンズを洗浄したのちに装着し直しましょう。


コンタクトレンズのキズ

レンズに付着した汚れが原因であると思われるキズが付いていることがありますが、肉眼ではなかなか確認することができません。念入りにレンズを洗浄しても、なお曇りや違和感などのトラブルが発生した場合には、自己判断を行わずに眼科へ相談しましょう。また、ソフトタイプの場合では、目をこすったり爪で傷つけたりしてレンズが破れてしまうことがあります。このような場合には、破損したレンズは破棄し、眼科で診察を受けることをおススメします。

コンタクトレンズはとても便利なアイテムであり、私たちの生活に快適さを与えてくれる貴重な存在です。
ところが、使い慣れれば慣れるほど、その扱いがぞんざいになってしまうことがあります。
コンタクトレンズは身体の一部です。

私たちは毎日お風呂やシャワーで身体を清潔に保っていますが、それはコンタクトレンズであっても同様です。
コンタクトレンズを丁寧に扱い、清潔さを保つことを心がけ、よりいっそう快適な生活を手に入れましょう。
また、違和感などのトラブルが発生した場合には直ちに眼科で診察を受け、あなたの大切な目の健康を守りましょう。

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