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コンタクトのありがちなトラブルや、上手なお手入れの仕方



コンタクトレンズは、自分の目に近い感覚で使える便利な医療器具です。

しかし、毎日のケアをさぼって目にトラブルが発生し、あわてて眼科に駆け込む人も増えているなど、一歩間違うと目に深刻なダメージを与えてしまう危険もあるので注意が必要です。

今回は、よくありがちなトラブルや、上手なお手入れの仕方についてまとめてみました。


目にトラブルを抱える人が増えている

コンタクトレンズの装用によって目になんらかのトラブルを抱えている人の割合は年々増えており、その数はなんと年間で100万件以上とも言われています。

とはいえ、コンタクトレンズは正しく使えば決して怖いものではありません。トラブルが起きてしまった人の大半は、ケアをさぼったり、着けっぱなしで寝てしまったりと、ちゃんと約束を守っていないケースが多いのです。


よく起こりがちなトラブル

コンタクトレンズが原因のトラブルでは、次のようなものが多いと言われています。


流行性角結膜炎

「はやり目」とも呼ばれるもので、白目の部分が赤く充血し、まぶたが腫れて目やにが出ます。


巨大乳頭結膜炎

まぶたの裏側に違和感を感じ、目やにが出て、レンズがずれやすくなります。進行すると、かぶたの裏側に大きなコブのようなものができます。


角膜上皮障害

レンズに付着したゴミなどが上皮(角膜の一番外側の部分)を傷つけ、痛みや充血を伴います。


ドライアイ

レンズが角膜を覆うことによって涙が行き渡らなくなり、乾燥して目の疲れやかゆみ、異物感を感じるようになります。白目の部分が充血するケースも多いです。


失明に至るケース

過去に、アメリカでコンタクトレンズを使用している人が次々に失明したことがありました。

原因は「アカントアメーバ」と呼ばれる微生物で、コンタトレンズの洗浄液を水道水で作っていたことにより、そこに含まれていたアカントアメーバが角膜に入り込んで失明してしまったのでした。

アカントアメーバは自然界に生息している非常に小さな虫なので、水道水だけではなく、土の中などにもいます。角膜に傷が付いている状態で、うっかり土を触った手で目をこすってしまうと、そこから感染する可能性があるので注意が必要です。

コンタクトレンズを洗う際は、水道水で適当に洗うのではなく、必ず専用のクリーナーを使うようにしましょう。また、汚れた手で目を触らないようにすることも大切です。


お手入れに関する注意点

コンタクトレンズのケア方法は、それぞれの製品によって異なります。目医者さんの説明をよく聞いて、適切な方法でお手入れをしましょう。

また、コンタクトレンズを保管しておくケースが汚れていては意味がないので、使うたびにきれいに洗って乾かし、定期的に新しいものと交換するようにしてください。レンズやケースを触る前には、石けんで手を洗うことも大切です。

近頃では「こすり洗い不要」と表示してある洗浄液も増えていますが、レンズ表面の汚れは指でこすらないときれいに落とせません。どんな洗浄液を使う場合でも、必ずこすり洗いをするようにしましょう。


まとめ

適切なお手入れをしていても、花粉などで目が汚れているとコンタクトレンズの寿命が短くなることがあります。はずすたびによく観察して、汚れが取れにくくなったり、レンズが変形したりしているようなときには、目医者さんに相談しましょう。

また、どんなに面倒でも毎日のケアを怠らず、定期的に検査を受けることも大切です。

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