> >

ソフトレンズ用洗浄液「過酸化水素系・ヨウ素系」の選び方



コンタクトレンズの洗浄液・保存液にはハードレンズ用とソフトレンズ用とがありますので、必ずご自分のお使いのレンズに対応したケア用品を選ぶようにしてください。

今回は特に選び方に注意が必要なソフトレンズ用の洗浄液、保存液の種類をご紹介します。

まずこちらで取り上げるのは、ソフトコンタクトならどんな素材のものでも使用できる「過酸化水素系」と「ヨウ素(ポピドンヨード)系」の2つのタイプの洗浄液・保存液。

これらはもちろんカラコンやサークルレンズのケアにも使用することができます。


過酸化水素系

一般的に過酸化水素を主成分とした消毒液と中和液(中和剤)がセットになったタイプの製品を指します。

中には1液のみで中和剤を使用しなくても良いタイプのものも登場しています。よく知られる製品には「AOセプト」「コンセプトワンステップ」などが挙げられるでしょう。

消毒効果が強いのがこの過酸化水素系の特徴で、日常のケアではこすり洗いが不要のため、誰が使っても同じようにレンズを綺麗に保つことができます。

ソフトレンズの装着が原因で起こる眼病の多くは洗浄が不十分なことから起こるため、そのような眼病の予防にはこのタイプの洗浄液を選ぶと非常に効果的です。

過酸化水素系は従来の素材のソフトレンズのほか、新素材のシリコーンハイドロゲルレンズにも対応しています。

ただ、ケースは専用のものが必要で、安価なMPSの製品と比べれば若干コストが割高になること、そして洗浄が終了し液が中和されるまでに6時間程度かかるという欠点があります。

液が中和される前にうっかりレンズを装着すると目に染みるので、注意が必要です。


ヨウ素(ポピドンヨード)系

こちらも消毒液と中和剤に分かれたタイプのもので、消毒効果が非常に強いため、眼病予防にすぐれた効果が期待できます。

従来の素材のソフトレンズのほか、新素材のシリコーンハイドロゲルレンズにも安心して使用することが可能。

代表的な製品に「バイオクレンファーストケア」「ケムセプトスーパークイック」などがあります。

消毒液の主成分がヨウ素であるため、オレンジ色をしているというのが大きな特徴です。
レンズが再装着できるようになるまでには消毒液を中和する必要がありますが、液は中和されると無色透明に変わるため、過酸化水素系のように中和が終わる前にレンズを誤って装着してしまう危険性は少ないと言えるでしょう。

ただし、中和剤を後から入れる必要があるのが面倒だったり、安価なMPSと比べるとコストがかかるというデメリットがあります。ヨウ素にアレルギーをお持ちの方、甲状腺機能にトラブルのある方は使用することはできません。

このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments are closed.