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ハードコンタクトレンズの特徴を解説します



コンタクトレンズにはハードレンズとソフトレンズの2種類があります。この2種類のレンズは同じコンタクトレンズという名前でも性質が大きく異なっており、それぞれに一長一短があります。今回はハードコンタクトレンズについて、どんな特徴があるのかをご紹介してみることにしましょう。


ハードコンタクトレンズの材質

現在ハードコンタクトレンズとして販売されているものはほとんどは「酸素透過性レンズ(O2レンズ)」で、PMMAと呼ばれるアクリル樹脂で作られています。

従来のハードレンズはかなり硬く、酸素を通しにくい素材でできていましたが、今流通しているほとんどのハードレンズは酸素をよく通し、力加減によっては変形するほどの柔軟性を持っています。

最近登場したハードレンズの中には「やわらかハード」というフレーズで売りだされている東レのブレスオー・ハードシリーズのように、素材のしなやかさを強調している製品もあります。

とは言え、キャッチフレーズの印象から指で曲げられるほどの軟らかさやソフトレンズのようなマイルドな装着感を想像してしまうと「イメージと違う」ということになってしまいそう。

従来のものより弾力性にすぐれた製品、と理解しておいたほうが正しそうです。(もともとハードコンタクトレンズは黒目よりもひと回り小さなサイズなので、レンズを曲げようとしたら壊れてしまいます。くれぐれも試しに曲げてみたりしないでくださいね。)


ハードコンタクトレンズの寿命

酸素透過性ハードコンタクトレンズはソフトレンズに比べるとはるかに丈夫なため、寿命はだいたい1年半~2年程度だと言われています。

大抵その頃になると、つけていて目がゴロゴロすることが多くなり、そろそろ替えどきかな?と実感する方も多いでしょう。

また、使い続けている間にレンズには目に見えないほどの細かな傷がつくことから、見えにくさを感じたときが替えどきになることも多いようです。

ただ、レンズの使用状態には個人差もあり、常に丁寧に取り扱ってレンズの状態が良い場合には2年を越えて使用されるケースも少なくありません。


ハードコンタクトレンズのメリット

ハードレンズにはかなり強度の近視や乱視であっても適切に矯正することが可能であるという大きな利点があります。

また、ハードレンズは素材の硬さから、なんとなく目への負担が大きいように思われがちですが、実際にはソフトレンズよりも酸素をよく通し、目にもやさしい作りになっています。

その一方でつけたときに異物感があるため、どうしてもハードに慣れることができずに装着を断念する方も多いようです。

ただ、一旦慣れてしまえば乾燥を感じることが少なく、とても快適に使用することができます。

異物感があるということは、目に何らかの異常があるときにはそれが痛みとなり、レンズを装着し続けることが難しいということにつながります。

これは一見ハードレンズの欠点のようにも思われてしまいますが、むしろ目のトラブルを悪化させにくくするため、ハードレンズのメリットとして考えたほうが正しいでしょう。

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