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目が開かなくなってしまった



私のコンタクトデビューは20歳でした。
使い捨てのコンタクトでした。

最初は本当に不慣れで、装着するのも取り外すのも時間がかかり、白目が真っ赤になってしまうこともしばしばありました。

会社で一日中パソコンを使う仕事だったので、すぐに目が乾燥してしまい、その都度目薬を差している状態でした。

数か月が経ち、コンタクト生活にもだいぶ慣れてきた頃、高校時代の友人に誘われ飲み会に行くことになりました。

飲み会という名のコンパでした。
メガネ姿しか知らない友人は私のコンタクト姿に驚いていました。

高校時代は全くしなかったメイクもして、気合も十分な私。

久々に会う友人との会話と素敵な出会いに胸が躍っていました。

20歳になったばかりの私はお酒にあまり慣れていないこともあり、少し飲んだあたりから、激しい眠気に襲われてしまいました。

何とかその場は眠ることもなく、耐えしのぎました。

久々の友人との会話はとっても楽しかったです。
特に素敵な出会いはなかったけど。

帰り道、眠気が一気にきました。

目の乾燥も激しく、目薬を差しても、無理やり泣いて目を潤しても目を開けていることがつらい状況になりました。

やっとの思いで家に着き、ベットを見た瞬間、ばたっとベットに倒れ込んでしまいました。


目が全く開かない

翌朝、親に「会社遅刻するよ。」の衝撃の一言で目が覚めました。

と言っても、脳と体が目覚めたのです。
そう、目が全く開かなくなってしまっていたのです。

コンタクトの使い方を眼科で教えてもらった時に、決してコンタクトをつけたまま寝てはいけない、角膜が張り付いて剥がれてしまう、と言われたのが一瞬にして脳裏に浮かびました。

急に不安になりました。

無理やり開けようとしました。
でも、全く開かないのです。

あまりにも不安で悲しくなって涙が溢れてきました。
すると、右目が少し開いたのです。

そこで、急いでカバンの中から目薬を出し、右目の目頭から目薬を差してみました。
何度も何度も差しました。

やっと右目が開き、すぐにコンタクトを外しました。
白目は真っ赤でした。

左目も同様に大量の目薬を差したので、開けることができ、やっとのことでコンタクトを外すことができました。

あの日以来、絶対コンタクトしたまま眠ることはありません。
もう2度とあんな怖い想いをするのは本当に嫌だから。

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