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出し入れ不要のコンタクトレンズ「ICL(アイ・シー・エル)」に注目



毎日のコンタクトレンズの出し入れ、まめなケア。
煩わしいと感じたことはありませんか。

そんな方に紹介したい最新の近視治療が、「ICL(アイ・シー・エル)」。近視を治す手術としては、「レーシック」が一般的ですが、強度の近視・角膜が薄い方は、治療を受けられないのが難点でした。

ICLは、眼の中に小さなコンタクトを埋め込んでしまう手法で、言わば「出し入れ不要のコンタクト」。

角膜の厚さ、目の形状を問わず、視力矯正が可能な方法なので、レーシックの事前検査で断られてしまった方も希望が持てます。


レーシックと何が違う?ICL治療の視力矯正メカニズム

レーシックは、角膜をレーザーで削り、光の屈折率を調節して、視力を矯正します。

レーザーをあてる前に、角膜をめくり「フラップ」と呼ばれるふたを作るため、角膜が極端に薄い方は、治療が難しいと言われてきました。

ICLは、小さなコンタクトレンズを、直接、目の中に入れてしまいます。

ハードコンタクトを使用しているようなクリアな視界を実現、近視への戻りが少ないのが特徴。

レーシックのように角膜を削る手術ではないので、角膜再生力を気にする必要はありません。

レンズを埋め込んだだけなので、目の状態に応じては、取り出すことも度数を変更することも可能。

2011年に厚生労働省から承認を得た、画期的な視力矯正方法こそ「ICL」です。


永久コンタクトレンズ「ICL」のメリット・デメリット

「ICL」のメリット

埋め込むレンズを選ぶことで強度の近視にも対応可能、レーシックのように手術後の「ハロー」「グレア」、ドライアイを心配する必要がなく、希望があれば手術前の状態に戻すことも調整もできる。

目の中にレンズを埋め込む、というと、何やら大掛かりな手術になりそうな気もしますが、実際に切開するのは3mm程度。

点眼麻酔をして行うため、強い痛みはなく、日帰り手術で対応できます。

「ICL」のデメリット

メリットばかりのようですが、最大のデメリットは治療にかかる費用。ICL手術をできる技術者の絶対数が少ないので、レーシックの2倍〜3倍の金額になるのが一般的です。

稀に安いコストで治療ができるよう広告しているクリニックもありますが、厚生労働省認可を受けていないレンズを使用し、手術している疑いが否めません。

経験豊富で安心しておまかせできる技術者の手術を受けるためには、それなりの出費の覚悟が必要と考えておくといいでしょう。

また、レーシックにも共通するリスクですが、目の中に異物を入れる、手を加えるということは、合併症を起こす危険があります。

代表的ものをあげると、手術の後、1週間〜2週間、目の充血が続く「結膜止出血」、細菌が目の中に入ってしまう「感染症内膜症」、水晶体が濁って視力に悪影響を及ぼす「白内障」。

いずれも、発症率はごくわずかなので、過度な心配は不要ですが、リスクを100%回避することはできない、ということを、頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。

レーシックとICL、両方を扱っているクリニックもあります。
どちらにするか迷ったら、カウンセリングで医師に相談の上、選択するといいでしょう。

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